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改訂人格障害と新幹線殺傷鈴木君20 [新幹線殺傷事件]

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小島一朗君(旧姓 鈴木一朗君)続報がデイリー新潮からインベカオリ★さんの手で出された。
始めにデイリー新潮から出た記事では滔々と警官と議論している。
グレタ・トゥンベリさんは滔々と演説をし、鈴木一朗(現姓小島一朗)君は警官と丁々発止やりあう。
では、人格障害とは何か。「人格障害とは、自分が気持ちよくなる行動であれば、どんな矛盾をも超越し、自身の快感を一番とする人間」
人格障害は、全ての行動の指針が「他人から(ひとから)どう見られているか」、基本憶病で嘘がバレない様に用心深い
鈴木一朗(現姓小島一朗)君の家庭を知ると、私の想像を超えた過酷さが見えて来た。
私は、私の仲間・自閉症スペクトルが起こした事件に「人格障害者」の影を見出す。
そして彼らは事件を起こした。
酒鬼薔薇聖斗
愛知豊川の高校生
鈴木一朗(現姓小島一朗)君
時には被害者に
福井池田中学2年生自殺事件 旭川中2少女死亡事件 他土師淳君
誰かが、彼ら自身が気付いていない
心象風景に小さな針の穴でも開ける事が出来ていたら。事件は起きていないと考える。






酒鬼薔薇聖斗が未熟で荒々しい事件を起こしアスペルガー症候群が知られた。






教育テレビでニセ自閉症の番組が垂れ流され続ける前に、NHKでもアメリカの少年事件が
ドキュメンタリーとして放映された。






内容はこうだ。教師の母とアメフトコーチの父。姉は万能でチアリーダー。
息子は父と同様アメフト部に入ったが運動が苦手。苦しんだ挙句両親を射殺した。






このドキュメンタリーでは、アスペルガーの少年と紹介されていたが、専門医システムの
アメリカの話なのに、障害当事者と言われながらも診断したと言う医学関係者は登場せず、
アスペルガー症候群と言う前提だけでドキュメンタリーは作られていた。






今振り返ると、少年は自分を苦しめているのが両親である事が明確で自覚もしてるし、
両親を射殺した後泣きながら警察に通報している事を考えると、彼は本当にアスペルガー症候群
だったのかと疑念が浮かぶ。






広義で言う所の「発達障害の内の運動協調性の障害」等の可能性はあるが、
本当に裏付けを取った上でのドキュメンタリーだったのだろうか。
考えて見れば非常に衝撃的な内容だったのに二度と放映されなかった。






その後、2000年からは教育テレビでニセ自閉症の番組が垂れ流され続ける「ニキリンコプロジェクト」が始まり






創価学会信者のレッサーパンダ男が事件を起こした時は、メディアミックスで「自閉症裁判」と
言う書籍まで出版され、知的障害者による事件が、あたかも自閉症者による事件と印象操作された。






政治の世界では、日本独特の医学とは異なる定義が為され

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日本の医学教育の何割かを占める「連合小児発達学研究科」では、
 大阪大学
 金沢大学
 浜松医科大学
 千葉大学
 福井大学
WHOが認めた自閉症理論とは真っ向反対の事を主張する浜松医科大元教 杉山登志朗医師を、
小児精神科専門医指導教官として仰ぎ、文章で診断しながら自己診断をも認めるその教えを広めている。

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追記:案じていた通り 福井大学 友田明美教授
           千葉大学 橋本謙二教授
           浜松医科大   元教授氏名不詳 の3名により論文査読偽装があった

   そのモラルを良く現している


自閉症・自閉症スペクトル・アスペルガー症候群にとって暗黒の20年」
LD・学習障害にとっても「暗黒の20年」が始った。






幸いLD・学習障害は勇気ある親たちが立ち上がり、現実に学習障害で悩んでいる
子供の実例を基に、読み書き配慮と言う形で動き出した。






一方、自閉症・自閉症スペクトル・アスペルガー症候群の状況は全く変わらずジャーナリストを自称する
神戸金史氏は、植松聖に話を聞くのは熱心。一方自閉症でも無いのに自閉症の診断済みを公言し、
NHKに出演し続けたニキリンコ泉流星村上由美村上真雄ついて、
なぜそんなウソを平気で吐き続けられるのか、その真意を問おうとは絶対しない
その様な人間に対する評価を訊ねても、一切答えようとはしない

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自分に自閉症の子供が居て自分の子供を愛して
自分の子供同様に他の自閉症の子供の事も愛しているなら、そんな態度は取れない筈だ。






「正常な人」の「人格障害様」の部分は、どの様な形にも「正義」を自分の都合の良い形に
変えられるし、逆に真実を認めたくない自分を「植松聖」を非難の対象とする事で自身の
「欲望・快楽・快感」を満たす。






これも又日本のジャーナリズム良く指し示している






「ニキリンコプロジェクト」から始まった「暗黒の20年」






私は、鈴木一朗(現姓小島一朗)君の事件は、「暗黒の20年」を示唆、示準、
象徴した事件だと考えている。

追記:鈴木一朗君は、当初アスペルガーと報道されたが、ADHD行動・情緒障害であり自閉症では無い。
創価学会の学会員であったレッサーパンダ男を「自閉症裁判」と言う書籍で印象操作した事と同じ事が
鈴木一朗君の事件報道でも行われた。事件はマスコミに作られる。
医学上自閉症からみると鈴木一朗君は正常な人にあたる。
知的障害者による事件、ADHD行動・情緒障害による事件がなぜいけないのか。ソコが知りたい。






「人格障害者」それは社会で、職場で、家庭で、その姿を巧みに隠しながら存在しているが、その事は
ほとんど語られず、注目も研究もされていない。




【自閉症テレビ19】消せない怒り自閉症

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本当に消えた #世界自閉症啓発デー 改Ⅰ [消された世界自閉症デー]

皆さん世界自閉症啓発デーの意味を本当に知ってますか?
東京タワーを青くライトアップするのが目的じゃありません。

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私が一番初めにこの記事を書いたのが2019年5月です。それは一つの警告のつもりでした。
そして今日2021年1月28日本当に世界自閉症啓発デーが消えて無くなっている事を知りました。



   国連ではこう言っています。
   世界自閉症啓発デーは、自閉症の人たちの人権のために立ち上がり、
   自閉症の人たちへの差別に対して訴えていく日となっています。
   世界自閉症啓発デーには、すべての自閉症の人たちの
   完全参加を促進し、
   彼らの権利と基本的自由を行使するために必要な支援を確実に
   行うという我々のコミットメントを改めて確認します。

当時はネットで検索すると上記文章が(国連宣言?)として筆頭でヒットしました。
今はその原文と思われるPDFを何とか探し出せるだけです。



2019年にはかろうじてニュースでライトアップと世界自閉症啓発デーの告知がありましたが、
2020年には東ちづるさんが頑張ってくれても、NHKBSニュースですら「羊のお産真っ盛り」に負けて
告知も一切ありませんでした。



厚労省にはこんな立派なページがありますが2018年のモノです。
世界自閉症啓発デー日本実行委員会公式サイトもありますがもう2021に早変わり。
上記宣言のように直接的かつ分かり易い文章は無く、私には発達障害中心の活動に思えます。
トップページの中程メッセージの欄には《国連で制定された「世界自閉症啓発デー」の決議文》が
書かれている事になっていますが、見事に削除されています。誰がこのサイトを作ったのでしょう。
(2021年3月2日現在 トップページは変えられ国連決議文のカケラすら見当たらなくなりました)

メンバーには関連する様な組織を代表する面々が漏れなく参加しています。
こう言う組織は使い様で、全員の一任を受ければ「何もしない」も「削除」も実行できます。






せっかく国連で世界自閉症啓発デーを宣言してくれたのにないがしろにされるのは、厚労省にも
原因があります。
2018年4月2日には厚労省の報道発表として世界自閉症啓発デーがありました。
担当は社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課障害児・発達障害者支援室
             発達障害施策調整官  田中 尚樹 (3144)
             発達障害者支援係長  当新 卓也 (3038)
                (代表番号)  03(5253)1111
                (代表番号)  03(3595)2608
彼らは配置転換でしょうか。2019年4月2日 2020年4月2日 には報道発表されなくなったのです。




厚労省が発表しない事は報道機関にとっても無い事。そして本当に無い事になってしまいました。

小さな声でも何とか伝えようとした東ちづるさんの地道な活動も握り潰された様なモノです。
では日本自閉症協会はこの事をどう考えるのでしょうか。気付きもしないのしょうか。



過去50年と私自身の身に起きた事を考えると、発達障害啓発週間だけが形を変え残り、
世界自閉症啓発デーは忘れ去られるのではないかと本当に危惧しています。

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文科省が発表した発達障害は10人に1人
文科省の発表によると発達障害は6人に1人
東洋経済に至っては「自閉症は10人に1人」とまでなっています。


こう言う数字、一度はマスコミで見た事があるでしょう。
今日このネタを書こうと思い裏を取ろうと、文科省のデータを見て驚きました。
「発達障害の児童6.5%」 これならまともなデータです。(51ページ中程)
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文科省2012年度版

では、今までのマスコミ情報は何だったんだ?マスコミの質の低下か?


まあ私はライター個人の意図的な数字の書き間違いだと考えています。
間違えるにもホドがあるよね。



さて、この資料には新たな発見が。

特別支援学級のカテゴリー分けに、自閉症・情緒障害

通常の学級では         自閉症
                情緒障害
                学習障害(LD)
                注意欠陥多動性障害(ADHD)
        2023/04/02追記(知能障害)2012年度版には知能障害は含まれていません



見て何か気付きませんか?なぜ発達障害が無いの?発達障害が書かれていない。
そうです。発達障害という「障害」は書かれていないのです。
この分類なら日本の診断基準ICD-10に沿った内容になっていて、厚労省とも齟齬の無い分類。
つまり文科省でも個別の障害として「発達障害」は分類、認識していないと言う事です。



そして、追記としての発達障害6.5%。
この表現なら、発達の障害、つまり生まれつきの障害ですよと言う意味になります。



なる程これならライターが大好きなDSM-5の基準に準拠した表現そのモノです。

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元データの文科省の情報を知ると、日本のライターの数字の転記間違い、書き間違い、
その露骨な恣意的とも思える行為は非道いですね。ただ、そういう誰かが得するような事を書いて
おけば、もしもの時、例えば伊藤詩織さんの事件のような時に役立つのかもしれません。





さて、ライターの恣意的行為で書き換えられた発達障害自閉症児の割合。
いくらライターだって、なんか元になるデータが無ければ数字の書き間違えようがありません。



ではその元データはどこから来ているか。



2000年ごろ創価学会の教師グループが教職員有志のアンケートを募集。
「扱いづらい生徒」について回答を得る。それを基に
「発達の障害の可能性がある扱いにくい生徒」と言うのが、確か10人に1人。



以降この数字は、時に形を、時に数字を変えて大いに活躍した訳です。



そしていつの間にか「創価学会発文科省型発達障害」(後述)として子供のほとんどが発達障害に。



自閉症は?と言うと、膨大に膨れ上がった発達障害児童に埋没してなし崩し。

その一番の例が「世界自閉症啓発デー」



せっかく国連で決まった世界自閉症啓発デーが、日本では発達障害啓発週間にすり替えられ
「発達障害」の為の発達障害デーになっています。



   国連ではこう言っているのです。
   世界自閉症啓発デーは、自閉症の人たちの人権のために立ち上がり、
   自閉症の人たちへの差別に対して訴えていく日となっています。
   世界自閉症啓発デーには、すべての自閉症の人たちの
   完全参加を促進し、
   彼らの権利と基本的自由を行使するために必要な支援を確実に
   行うという我々のコミットメントを改めて確認します。



これが国連で定義された世界自閉症啓発デーなのです。発達障害の啓発を訴える日ではありません。
「乳がんに理解を」の日を「ガン撲滅週間」にしましょうと言いますか?
意味が無くなる事は誰でもわかるでしょ?強い意図を感じませんか?
日本自閉症協会がそれを率先して行っているのです。
私に、私たち自閉症に人権が無いのも良く分かります。

現在日本自閉症協会を初め世界自閉症啓発デー実行委員会他関連ホームページでは
上記の国連が発した宣言の文言を見る事は出来ません。残っているのはリンクした仮訳pdfだけです。





さらにここで再度マスコミの言う発達障害と言う言い方のデタラメな概念を。



日本には発達障害を示す指標が3つ。先ずDSM-5。これは「病名・用語翻訳ガイドライン」。
発達障害はチック症知能障害ADHD自閉症等含む、生まれつきの障害と言う概念。

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次にICD-10。これは「疾病及の国際統計分類」医療現場で使われている指標。
もちろんダウン症、チック症、統合失調症、知能障害、ADHDは発達障害には含まれず
別の障害としてそれぞれ明確な分類がなされています。

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そして最後は「創価学会発文科省型発達障害」これは本日から訂正します。
平成31年1月1日(火)より「創価学会発文科省お墨付き風発達障害」マスコミで使われている表現
ほとんどこれ。ダウン症はダウン症。しかし、知能障害は発達障害。ADHDは勿論発達障害。
統合失調症は多分発達障害。ひきこもりも発達障害。人付き合いが苦手だと発達障害。
つらくかなしい発達障害。生きづらければ発達障害。
勉強が出来ないのは発達障害。運動がにがてなのも発達障害。なりたくなれば発達障害。

これなら、子供はほとんどこれに当たるから不安になった親はカウンセラーに駆け込みます。




世界自閉症啓発デーだけを見てもこうなのですから、日本では自閉症児が自閉症である事だけでも困難。

カナー型は療育で自殺未遂する迄追い詰められ、
アスペルガーは名誉毀損で専門家に訴えられるのです。




2023年4月1日土 更新 世界自閉症啓発デー 日本では発達障害啓発週間にスリ変えられました。
さらに、特殊学級から通級に変わり、障害児を対象とする教育に推移しましたが、その対象者に
知的障害単独の児童も入りました。
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(その明確な資料があった筈なのですが現在見つかりません。その前段階。知的障害単独を付け加える
要請の確認文書です。)




これが、一体何を意味しているかと言うと、特殊学級の中では埋没して来た「自閉症児」を
特別支援級と言う場で、すくい上げフォローするという建前が崩れ、
結局、知的障害児も勉強さえ出来なければ何でも受け入れる=特殊学級 に先祖返りしたと言う事。




結局数の論理で、ASD0.56%の中のさらに通級に該当する様な希少なアスペルガーの児童は、
また集団の中に埋没する事になりました。特別支援級の20年はムダだった様です。


間違いはすぐ変更します。詳細はコメント欄にて詳しくお書き下さい。


つづく

【自閉症テレビ23】支援級全員ASD?


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特別支援教育と万能教師 [新規記事]

尾形光琳_燕子花図 左隻(18世紀 江戸時代)_2000x835.jpg

教育に関する話は、我々しもじもの耳目に入って来ません。
それをイイ事にガセネタを垂れ流し、一方その受け皿に民間教室がいつの間にか出来上がり
なんだか上手い商売が成立します。
悪い事は何でも文科省か教師のせいにしておけば、丸く収まる様な雰囲気。






特別支援級への一般教師の担任義務化?支援級の現場では結構揺れてるんじゃ無いです?
そこで現状を考えてみました。






ちょっと架空の10万人都市。横浜や都会の話ばかりじゃ田舎と釣り合わないですからね。
この話を基準に考えると、日本全国どの自治体にでも当てはめやすいと思います。






人口10万人 小中学生6千人 自閉症ASDは1万人に58人だから35人(カナー型含む)
(ギルバーグの大規模調査より算出)
佐賀県では支援級だらけで地方自治体が音を上げているらしいですが、

支援級が小中合わせ40クラス 男110人 女25人 合わせて135人
小中学に通うASDは22人 残りのカナー型の子は支援学校

ASDと言うのはイーロン・マスク、グレタ・トゥンベリさんから私の様なクソガキまで様々
その内支援級で無ければ、と言う子は恐らく十分の一。 支援級の自閉症ASDの子供2人






支援級へ通う135人のうちASD・アスペルガー・広汎性発達障害の子供が2人
ザックリ60人に1人がASD
支援級が40クラスあるとすれば、ASDが居るクラスは、僅か1クラスから2クラス






どうでしょう。皆さんの実態とおおよそ同じ感じを持たれますか?そこで次。
私が問題にするのは、教師に万能を求めすぎやしてませんかと言う話。






自閉症ASDはマインド・ブラインドネス。恐らく人生で一度も出会った事の無い特殊な人間
その人間を相手にしなければなりません。ですからそれ相応の特殊技能を必要とします。

一方残りの子供はマインドのある、心を持つ心豊かな子供達。
簡単には決めつけられませんが、私はこちらの子供の教育の方がより困難と考えています。
しかし、
一般の子供と同様マインド・心を持つ子供ですから、通常の教育の延長と考える事も出来ます。






特別支援教育と言うカテゴリーで括れば1つの話になってしまいますが、
嘗て情緒級と言われていた教育と、自閉症ASDの教育は別物です。
自閉症ASDはマインド・ブラインドネスですから。






ただでさえ負担増が叫ばれている現場の教師全員が、特別支援級の教師でさえ一生に一度
会うか遭わないかの自閉症ASD児教育に備え、マインド・ブラインドネスの知識を
勉強しそれに備えなければならないとは、教育資源の無駄遣いとしか私には思えません。






しかし、中には学生時代から自閉症児を知り触れ合い、教職課程を修了した教師もいる筈です。
そんな教師を、自閉症masterとします。小学校の入学前検診で自閉症且つ支援級への進学を予定
している子供がいる場合、自閉症masterが赴任。その子が中学卒業までフォローすれば、
9年で自閉症児の教育ノウハウが1例積み上がります。

今迄の行き当たりばったり。後は担当教師の根性任せでは、教師が疲弊するのは当たり前です。






自閉症master制度で、10万人都市で必要とする自閉症master教員は、上記算出の様に僅か2名。
補助要員を含め4名居れば何とかカバー出来るでしょう。






一方、残りの特別支援級の教師は今迄の、情緒支援級で積み上げたノウハウに特化した教師。
普通級から一時担任を任されたとしても、普通級のノウハウと共通項があるのではないでしょうか。






ネット上やマスコミの話は大袈裟な話ばかりですが、医学的な統計から導き出すと
こんな実態が浮き彫り出てきます。






教育もこう言う形でコスト管理をすると、教師も仕事の簡素化、時間の余裕に繋がると
私は考えます。

つづく

【自閉症テレビ23】支援級全員ASD?


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特別支援教育 その2 [新規記事]

尾形光琳_燕子花図 左隻(18世紀 江戸時代)_2000x835.jpg

前回支援級の事を書きました。支援級の対象児童をどの様な生徒と見なしているか分かりませんが、
こと自閉症アスペルガーの子供の事を考えると、その数は非常に少ない事が分かりました。
今回は特別支援校へ通う自閉症児の事を考えて見ます。






今回も舞台は架空の10万人都市。
但し支援校の話ですから、千葉県の実数を架空の10万人都市に分散して考えました。





すると

知的障害の児童生徒   71.5人
知的と肢体不自由    7.5人   合計 79人
その内自閉症のカナー型 16.5人   1学年辺り 1.8人

つまり、10万人都市から毎年2人の自閉症児が特別支援校へ入学し通うと言う事です。





では、支援校へ通わせてみましょう。地方都市ですから車に頼らざるを得ません。
片道1時間掛かるとしましょう。朝往復2時間。夕往復2時間。
車で送り迎えすると1日4時間運転しっぱなしです。片道30キロとしても1日120キロ走行。
ガソリンがリッター20キロ走るとしても、月に120リットル以上ガソリンを消費。
リッター150円でも約2万円ガソリン代に掛かります。





自閉症児を育てるのだけでも大変なのに、学校へ通わせるだけでこんなに大変。





私はバスで支援校へ通える大田区に居ましたから、都心から一歩離れるとこれ程過酷な生活があると
今初めて知りました。
2023年4月4日追記(地方自治体によってガソリン代が出るそうです)




自閉症児の大変さ。これを肢体不自由と知的障害を併せ持つ子供と同等のケア、人員の配置を
提案する予定だったのですが、通学の大変さだけで今回はギブアップです。





地方の自閉症児、いや全ての障害児とその親達が、どれ程の苦難を乗り越えているのか。
さらに、障害児の隔離教育が問題化し、寮の廃止が始まっている様です。
特別支援校の寮が廃止になって、生活が立ち行かない家族も出て来るのでは無いでしょうか。
学校の近くへの転居か、転職か、それとも別居か。それ以外の手立てってありますか?





さらに、18才になり支援校を卒業するとまた1つの難関。
障害が重く、支援施設を頼らざるを得ない。実際に施設を探しても、症状を聞くと断られます。
自宅で一緒に住みたいのは山々。しかし、生活が立ち行きません。施設を探してもドコもダメ。
これが実態です。

親が将来を悲観して、子供を殺すのも分かります。
リンクした様な事件はずっと続いています。




そう言えば、私が偽自閉症ニキリンコ問題に声を上げたのも、講演会数日前に心中事件があった事が
切っ掛けだったのを思い出しました。(自閉症カンファレンス2002 心中事件に寄せて)

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胸が痛むだけで、何の知恵も浮かびません。そう言えば私はこんな事を言われました。

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これは内閣府障害者施策委員である辻井正次中京大教授(ニキリンコ推薦者)より頂いたメールです。
こういう人が日本の障害者行政に携わっている事を思い出しました。

名称の変更がそんなに重要な仕事でしょうか。胸くそ悪いのと、障害児を持つ家庭を思う胸の痛みで
しばらく寝られそうにもありません。

2023年4月4日追記:辻井正次唯一の功績?名称変更。通常級の支援対象に知能障害が含まれました。
         これで特殊学級の名称変更から始まった支援級の喧騒が終わり、実質特殊学級に。
         この馬鹿げた20年は何だったのでしょうか。
         鷺氏ニキリンコをデッチ上げ、関係者を全て政府委員に。
         彼らは肩書きが欲しかっただけなのでしょうか。


つづく

【自閉症テレビ19】消せない怒り


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特別支援教育 その3 先祖返り [新規記事]

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2023年4月5日 令和5年4月5日(水)現在 法律上施行されたのか確認が取れませんが、
通級の支援対象に知能障害が含まれる事になりました。

923.jpg(参考資料)

昭和43年頃から始まった特殊学級。各自治体、学校単位で手探りの中運営。
2000年突然始まった発達障害の混乱の中、発達障害が取り沙汰され、名称変更の嵐。
聾学校、盲学校は特別支援校になり、特殊学級は特別支援級。通級制度が施行。



内閣府障害者施策委員に自閉症当事者ニキリンコ。
この人はNHKマスコミでも、書籍講演会でも、内閣府でも診断済みを公言。しかし、
辻井正次の名誉毀損裁判で未診断が証明された〇〇師。



〇〇師をサンプルに施行された特別支援教育。この20年本当に成果が出たのでしょうか。

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この2017年の報告から、2022年の報告では該当者が増えました。

さらに、2023年には知能障害も通級制度に追加。これでは、かつての特殊学級です。



それぞれの障害を持つ子に「合理的配慮」で対応。
さらに知能障害、つまり勉強の出来ない子も通級で面倒を見ろ。果たして現場で出来るでしょうか。



確かに特殊学級の時代に比べ、障害名は格段に増えました。障害名が増えたという事は、
それぞれに対する「合理的配慮」の数が増え、それぞれに細やかなケアが求められるという事。
それにさらに、勉強が出来ない子の面倒も見なければなりません。



現場の教師はそんなに万能ですか?



特殊学級の名称まで変更して行った特別支援教育。その当初の意義は何だったのですか?



そして今、実質、特殊学級に先祖返りしました。  現場の教師はどう考えて居るのでしょう。

つづく

【自閉症テレビ23】支援級全員ASD?

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