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マインド 心から内面へ [マインドブラインドネス]

皆さんマインドブラインドネスと言われてすぐ分かりますか?

「マインドの盲目」。直訳するとこうなります。
それでは、マインドとは何ですか?これも直訳すると「心」。
そうなると「心の盲目」?





自閉症を理解する上で非常に重要な理論。それは「マインドブラインドネス」です。

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ローナ・ウイングのグループが確立した自閉症スペクトル理論
その重要な基礎理論としてあるのがマインドブラインドネスの理論です。

1989年に発表された自閉症スペクトル理論
これがWHOでも認められ、自閉症の定義が確定。ようやく明確な診断が下せる様になりました。

今からたった30年前の事です。

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現代の診断基準となる「自閉症スペクトル理論」
そしてその基礎的理論である「マインドブラインドネス」





それで、「マインドブラインドネス」とは何でしょうか。




サイモン・バロン=コーエンは
「マインドブラインドネスの人、この人の事を自閉症と言う」と理論付けました。

つまり「マインドブラインドネス」とは自閉症・自閉症スペクトル・アスペルガー症候群の事です。




自閉症スペクトルであれば、知能の高低に関わらず必ず「マインドブラインドネス」なのです。
ですから「マインドブラインドネス」じゃ無い発達障害の人は自閉症スペクトルではありません。




この「マインドブラインドネス」を日本語で言うとどうなるでしょう。
「心の盲目」?
簡単に言うと「自分の心の状態が分からない人」となりますが、どうもしっくり来ません。




マインドを心とした事で、誤解も生み出します。
私自身、マインドを心と捉えると、日本語の心とはどうにもすり合わず嫌な感じが20年続いていました。





ある日、マインド「内面」と翻訳している外国ドラマを見て閃きました。

ああそうか。
マインドブラインドネス自分の内面を知る事が出来ない障害





これは非常に理論の内容ともフィットします。
「自分の内面を知る事が出来ない障害」





療育の場でバスの練習が「嫌」なのに言われるまま従ってしまう。
自分の内面に「嫌」があるのに、その「嫌」に気付けない障害。
その「嫌」は決して消える事無く、何年も経ってからようやく「嫌」に気付いて訴えます。
「バスの練習ーイヤだったーーー」




皆さんの子供を見ていてどうしても理解出来ない時、是非この言葉
「マインドブラインドネス」=「自分の内面を知る事が出来ない障害」を思い出して欲しいのです。






私も自閉症・マインドブラインドネス・です。




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マインド→内面の理論? [マインドブラインドネス]

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マインド内面とする事で、マインドブラインドネス理論が分かり易くなったと
書きましたが本当でしょうか。検証してみなければいけません。






マインド、日本語でいう「こころ」を「内面」と言うと分かりやすい?
それなら、「こころ」を「気持ち」とした方がよさそう、とそんな風に思えませんか?

では「気持ち」とは何でしょう。
快感。不快。などの心の状態。相手の気持ちが分からない、の「気持ち」の事ですから、
マインドブラインドネスの理論にも合致しそうです。
【怒りや悲しみ等の「激情」に駆られて泣き出す。】
この場合の「激情」は何でしょう。
「気持ち」そのものでもありますし、「感情」をも含んだ表現になります。






この様に
マインド、日本語でいう「こころ」を「気持ち」としてしまうと、
気持ち=「感情」として感情が含まれる事になってしまいます。

マインドブラインドネス=気持ちのブラインドネスとしてしまうと、
           =感情のブラインドネスでもある事になります。

感情のブラインドネスであれば、自分の感情が分からない人になってしまいます。






ここで現実の世界に引き戻されます。皆さん自閉症のお子さんであったり、アスペルガーのお子さん
などに直接触れ合っている、育てている人ならすぐ思い当たるでしょう。
彼ら(私たち夫婦を含めて)に感情が無いなんて事は全くなく、むしろ突然周囲が引きまくる様な
感情の大爆発を起こす事をご存知なはずです。ご存知どころか身に沁みてますか・。

ですから、マインドを「気持ち」とすると理論の内容と合わなくなってしまいます。






それでもまだしっくりしない。自閉症の子供の事を少しでも知りたい。アスペルガー症候群の子供の事を
もっと知りたい。本当にそう思うなら、是非「マインドブラインドネス」に挑戦してみて下さい。

これこそが自閉症理論の基礎であり、自閉症に対する認識が一変する初めの一歩になるでしょう。
自閉症とマインド・ブラインドネス (新装版)

バロン=コーエン,サイモン【著】〈Baron‐Cohen,Simon〉
/長野 敬/長畑 正道/今野 義孝【訳】






さて、アナタは早速本を購入。これを一応読み終わったとします。
この本を読んで簡単に理解できる天才は別として、私は20年掛けても未だ完全に理解していません。
同じ様にまだ理解が不十分な人もいると思うので私なりの補足をします。






私たち(自閉症、アスペルガー症候群)は、自分自身の内面を知る事が出来ません
内面を知る事が出来ないと言う事はどういうことでしょうか。






例えば、私(自閉症診断済み)も私の妻(自閉症診断済み)も不登校になった事がありません。
学校は行かなければならない。と言う掟(絶対的条件、決まり)の前に、行かないという
選択肢が無いのです。行かなくても良いと言う選択肢を持てないと言うべきかもしれません。
だから、嫌で嫌でしょうが無くても学校へ行きました。時に親に訴えた事もありましたが、
「ダメ」の一言であきらめました。
嫌で嫌でしょうが無いと言うのは「内面」ですから理屈に合わない様ですが、
「嫌で嫌でしょうが無い」と言うのは、20年後40年後の今当時の自分を見て分かる事で、
その時点では、とにかく行かねばならぬ、行かねばならぬ。どんなに朝苦しくとも、どんなに眠くとも、
どんなに気持ち悪くても、朝礼で倒れても、吐きそうになっても、とにかく行かねばならぬ。
「とりあえず行くだけ行って保健室へ行ってベッドで寝る」なんて思いつきもしませんでした。







正常な人は効率良く暮らす能力を持っています。

嫌悪感を感じる場合、無意識にそれをさけストレス回避し、ストレスに対峙した時は
カラオケでストレスを発散します。
ストレス発散と称して、嫌な記憶を上書きして無かった事に出来るのです。

この、脳内の自動プログラムこそが、
正常な人の生活を楽にする高度且つ最重要テクニックなのです。

ですから、正常な人は生きていく上での
コスト(脳内作業量)が少なくて済む様になっています。






私たち自閉症は、自分自身よく分かっていない「嫌な事」もやれと言われれば、
やらなければいけない事になり、当然の事の様に了解します。

その時内面に「嫌だ」という気持ち感情があったとしても、その場では理解できない
認知できていないのです。

さらにそれを、周囲に的確に伝える事が出来ませんから、次々求められます。






これが積もり積もると、突然、大爆発してしまいます。
自閉症の子供なら収拾が付かなくなりますし、アスペルガー症候群なら会社を辞めちゃいます。
それも突然

周りは、全く事態が飲み込めず困り果てますし、本人はもっと困り果て怒りと嘆きは過去の記憶に
ぶつけるしか手立てがありません。さらに困った事に記憶は脳に焼き付いており50年経っても消えません。






どうでしょう。少しは分かりますか? 私も自閉症です。




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#辛く悲しい [マインドブラインドネス]

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つらく悲しい、か、つらく哀しい、かは分かりませんが、ネット内にいる発達障害の人達は
みんな「つらく悲しい」そして「私のことを知って分かって」と周囲に要求します。
中には「わたしのトリセツ」を解説し始める人まで出てきました。






ニキリンコが登場した時、「つらく悲しい」と訴えた為か、同時に大量発生したネット上の「当事者」
もすべて「つらく悲しい」と訴え出しました。そして「でも自閉症は個性」も合い言葉になりました。






マインドブラインドネスの事をここまで読んで理解した人なら、「つらく悲しい」
と言う表現が出てきた時点で、すぐに自閉症スペクトル基本理論との矛盾
気付くと思います。






ローナ・ウイングのグループが確立した自閉症スペクトル理論
その重要な基礎理論としてあるのがマインドブラインドネスの理論。
そのマインドブラインドネス理論とは
「マインドブラインドネスの人、この人の事を自閉症と言う」と言う事です。






さらに分かりやすく説明すると「自分の内面の状態が分からない」と言う事になるのです。






ですから、ニキリンコさんやネット上の発達障害の人達が私はつらく悲しい。
表現した時点で、マインドブラインドネスでは無い
つまり、自閉症・自閉症スペクトル・アスペルガー症候群では無いと言う事が分かるのです。






つまり、自閉症では無い発達障害の中の何かの障害者か、何かの目的で当事者を装ってブログを開設して
いるか、勘違いしているかと言う事になるのです。






今説明したマインドブラインドネスの理論とその例を読むと簡単に理解できるでしょうが、
私が訴えられた2009年当時はどんなに説明しても
理解出来たのは本当に少数の人だけでした。
マスコミに登場する精神科医小児科医心理士研究者なども、みな理解しておらずニキリンコ絶賛
ひょっとして論文自体読んだ事も無いまま新聞に記事を出したり、書籍を出版したりしているのでは
ないかなぁと思われました。






何とも、「つらく悲しい」世の中です。





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