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レッサーパンダ男 [自閉症者では無い事件]

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レッサーパンダ男と言うのをご存知だろうか。
この事件が起きたのが2001年4月だそうだ。ウィキペディアに出ていた。





当時、この事件は酒鬼薔薇聖徒の事件と合わせて、
自閉症による事件として報道され、私も何の疑問を持たなかった。






すぐに、また「ニキリンコ」のケースと同じ様に、マルチメディアの体制が整えられ、
単行本を書く人を引き連れたテレビクルーが、函館や色々な所を取材し、
当然「自閉症裁判」と言う書籍が出版され、そのタイミングで、NHK、NHK教育、
各民放に同じソースの編集し直したモノが流された。





その時期、私はこの書籍を書いた人とある所で同席したのだが、その時は「ニキリンコ」の
ニセモノッぷりばかりが話題になってレッサーパンダ男については全く話題にならなかった。





しかし、「ニキリンコ」がニセモノであると確信した頃、ふと気がついた。
レッサーパンダ男について、誰も自閉症だと診断も断言もしていないのだ。





行動を見ても、知的障害と生育環境の悪さは分かるが、自閉症の行動パターンとは異なる





唯一彼の事を知っている特殊学級の教師が、「自閉症なのかしら・・・」とほのめかすだけだ。






そう見ると、どうやって見ても彼が自閉症だという糸口が掴めない
掴めるのは違うと言うヒントだけだ。






さらに、彼が事件を起こす当日の朝も、
キチンとお題目を唱えていた事や、宗教的な環境の事
一切触れられていない






なーんだ。そう言う事か。






その頃からだから、2002年頃からか。
NHK教育でも、見るからに知的障害の子殊更「発達障害」と紹介する様になった。





私も当時は事を矮小化して見ていて、知的障害の言葉狩りは昔から行われて来たから、
その一環としてその動きが出て来たのだろう位にしか思っていなかった。






知恵遅れの子は、創価学会の最も良いお客さんの様で、彼らの呼称は定期的に変わってきた





初めは、魯鈍、白痴、それが、知恵遅れとなった。
知恵遅れが、今度は精神遅滞になった。
精神遅滞が知的障害になった。





この言葉狩りは結構重要で、この言葉が少し変わるだけで、公官庁の印刷物の呼称は
全て変えなくてはならない。





印刷業界に強いコネクションを持つ創価学会は、それだけ潤うって事だ。






酒鬼薔薇聖徒の事件で、自閉症に脚光が浴び、
サンプルが集まり研究が進むと思ったのは間違いで、




ニキリンコ、泉流星と言うニセモノを広告塔として療育という新商売、ニュービジネスが始まり、





今度は、「発達障害とは脳の障害です。勉強が出来ないのも、ADHDも発達障害です」と
何でも発達障害になった。






こうすれば、ビジネスのパイは大きくなり、
親が我が子を心配すればする程お金になる






だから、明確に医学上の選別をされると困るのである。





では、彼らが言う「発達障害」を集め彼らが言う「療育」を施す。





するとどうなるか。





大多数はADHDであり、その部分を除けば正常な「ヒト」普通人であるから、
懇切丁寧な扱いを受ければ、それなりに改善する。






知能障害、知的障害であればどうなるか。
最も問題なのが、記憶の持続だから、
これも懇切丁寧に教える側の繰り返しで成果が見込める






何処の学習塾でも、何処の学校でも、どうしてもついて行けない、
どうも合わないと言う子供が居る。
そう言う子供は、黙っても辞めて他の教室へ行くから放っておいて良い。





その、放り出された子供達はどう言う子供か。





その子供達こそ、現代のハンスアスペルガーの元に集まったであろう「奇妙な子供」






つまり、本当の発達障害アスペルガー症候群、自閉症の子供だ。





こうして、医学上明確に診断されるべきホンモノの自閉症の子供達は
結局邪魔なだけで、どうしようも無い存在になっているのだ。

つづく

【自閉症テレビ23】支援級全員ASD?


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