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感覚統合 の未知なる可能性 [自閉症資料4]

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感覚統合と言う手法があるらしい。私は、これについて全く知識が無く、さらに現在どの様な教育?
療育?おけいこ?がされているのかも知らない。






しかし、自閉症児の育児ブログでみんなが取り上げているから、自閉症児を対象としているのだろう。






自閉症児でも、私達夫婦の様な自閉症者でも、神経組織については生物学的な異常が見られないから、
脳内、それも脳内プログラム(脳構造)の問題である事は明らかだ。
2023年11月28日追記:統合失調症の神経組織について、変性がもう分かっている。科学の進歩は凄い。






「サラサラ」の一連の記事や、フリスの全体統合の説明を読んで貰えると分かりやすいと思う。






それから考えると、自閉症児になんらかの作用を行う事で全体統合の力が増すとするなら、元々
全体統合力が完備していた統合失調症の患者ならより簡単に元に回復するだろう。






今まで、電気ショックや水攻めやあらゆる外的刺激にて直そうとし、実際多くの医者が、効果があると
言う信念から推進した外部からの働きかけで直ると言われた統合失調症。






しかし、現在では投薬に勝る治療法は無いという結論に至った。

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ところが、もし感覚の統合に役立つプログラムが開発されたとなれば、これも
ノーベル賞級の大スクープ。大発見になる。
2023年11月28日追記:統合失調症の神経組織に変性がある事が分かった。自閉症の脳の変性が
          もし見つかったら、この学問は20年ムダを費やした事になる。
          それ以前に、過去の実績ある論文を読めば、私ならやらない実験だ。





これからの関係者の努力に期待し推移に注目、私もリサーチを始めよう。



【自閉症テレビ15】統合失調症と自閉症の謎1


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「サラサラ」と「積み木模様」と中枢性の統合理論 [自閉症資料4]

ウタ・フリスが本の中で解説した埋没図形の課題や積み木模様の課題は、私も自閉症の診断を
受ける過程でテストを受けた。

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本当にアホらしいぐらい簡単で、開始と言われる前から分かった。一応少しは時間を掛けなければ、
悪い様な気がして、落ち着いて時間を掛けて答えた。






あの問題を解けない人が居るのだろうか。その方が信じられないが、実際「正常な人」は苦労する
らしい。






つまり「正常な人」は常に脳内で「概念化プログラム」が働き、関連付けする力が強く概念化。
概念化、モノを強烈に結びつける力「全体的統合力」が強すぎて、積み木模様が見えないという事。






逆に言えば「正常な人」は全体的統合力があってこそ「正常な人」であると言える。






ところが、その統合力を誇る「正常な人」であっても、脳内プログラムが一部バグが発生すると、
全体的統合力にほころびが出る。






「正常な人」で統合力にほころびが出た人、それが「統合失調症」である。






「元正常な人」である「統合失調症の患者」は、「こころ」を持っているし、社会に居る事社会参加を
求めている。だから、「自閉症」よりも、ナイーブで援助が必要だ。






ところが、その「こころ」自分が思い描く自分の姿が邪魔をして、病識、自分が病気であると言う事を
認めたがらないと言う特徴がある。






さらに、精神科へ診察へ向かっても、「統合失調症」と「自閉症・ASD・アスペルガー症候群」との
区別さえ付かない精神科医もいる。幸い2018年に国立精神・神経医療研究センターが、かかりつけ医に
対して合併があり得ない事を研修するなど地道な活動で少しはマシになっているかもしれない。






「統合失調症の患者」と自閉症の一番の違いは、自閉症と異なり「想像力」がある事。「想像力」の
力でアスペルガーになりたければ、アスペルガーになれる。






統合失調症の人は元々正常な人。ガラスのコップは正常だとガラスのコップ。そのガラスのコップに
ヒビが入ると、統合が少し壊れた状態。この状態なら投薬管理でヒビを修復できる。それを放置し
ヒビが大きくなるとついにガラスのコップは割れてしまう。統合失調症の人は元々あった統合が
「ばらばら」になった状態。






一方、自閉症は元々「バラバラ」「サラサラ」「パラパラ」あちこちにあるモノを無理矢理集めて
「見かけ上の概念」を知能で作りあげ、使っている状態。






一見「ばらばら」と「バラバラ」で、ちょっと見には似て見えるので、不勉強な精神科医などが、
間違う要素となる。






しかし、自閉症は「三つ組の障害」が揃ってある事が条件だ。それらがモノの見事にあらわになって
しまう診断テストもある。






自閉症の「三つ組の障害」は幼い頃から一貫して見られ続ける障害であり、統合失調症は一旦成熟後、
障害が現れ始めるのである。だから、昔は子供は統合失調症にならないと言われていたが、草間彌生が
4才の頃から自覚症状があった様に、子供の統合失調症の存在も知っている人は知っている。






診断は、精神科医と言うだけでは無く、精神科医の中でも専門医の診断を受ける事がガンなどの病気と
同じ様に重要なのである。






まさか、教師が「自閉症の一種かも」と言ったからなんて事は無いよな。



【自閉症テレビ15】統合失調症と自閉症の謎1


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大クレーム [自閉症資料4]

2022年5月27日更新

「チガーーウ!昨日じゃナーーーイ」

ひよこが羽ばたく様に両腕を振りながら妻が「チガーウ!」とわめいている。

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「ナニ」
「チガーウ、昨日じゃナーイ」
「ナニ」
「ひよこ(妻)が気がついたの昨日じゃナーイ」
「?ブログ?」 「そーー、昨日じゃナーーイ」






「えー、だって何処にも書いてないって言ってたじゃん」
「そんな事ナーーイ、だってフリスのこの文章が出発点だったんだもん






話を要約するとこういう事だ。






私が、何かについて色々分析して仮説を妻に話していたとき、突然妻が、私達の思考がサラサラ
結びつきが弱いと言い出した。






ちょうど私が話していた仮説と合致し、以来「サラサラ」の話は、色々なケースを例に齟齬が無いか、
他の見方が出来ないか、さんざん話した。






突然脳内で理論が構成され、統合の無さと「サラサラ」の話を妻が話し出した時、






「ねえ、それって誰か言ってたっけ」
「誰かって?」
「専門の医学者とか、フリスとかウイングとか」
「言ってないよ、ひよこ(妻)だよ
「ふーん」






そんな風に、実例を元に仮説を立てる妻と私で、話の出所を何度となく確認した。






確認はしたが、そこはそれ。私も自閉症。妻も自閉症。






私が言う「それ」は、統合の弱さ、強さ、に関する一連の理論の話で、
妻が私から聞かれた「それ」は「今話している実例を元にして分析した話」なのだ。






だから、妻はいつも私の問いかけに対して否定するし、私はフリスもウイングも言ってない話なのか、
早合点していた。






このブログのタイトルバックの絵を妻が描いているときに私が妻にした何気ない質問。
なぜ色分解が得意なのか。なぜいとも簡単に配色を見分け調色出来るのかと訊ねたのを、妻はそれ以来
ずーーーーーっと考え続けていた。2002年だから20年位?






そのずーーーーっと考えていた事と、フリスの全体統合の部分がものの見事に合致。今度は、それを
起点にずーーーーーーーっと考えていたら、ある日、私が口走った何かをを聞いて、「サラサラ」の
考え方が突然見えたと言う事らしい。






私は私で、全く別の切り口で、ずーーーーーっと考えていたら、「サラサラ」を聞いて合点が行き、
それからずーーーーーっと考えていた。






それで、ブログを書く前に妻に少し話しをしたら、妻が2階からフリスの本を持って来て、
「ほら、ここ、ここ読んでみて」って言うから、てっきり昨日(先日)初めて繋がったのかと思って
しまったのだ。






まったく。    ああ、オレは自閉症だ

追記:65才を過ぎた今、あらゆる誤解をまき散らす原因は、「それ」にあった。
何気なく使う「それ」は、文章の主語となる。コミュニケーションの際、最も重要なのが主語。
その主語を明確に、確実に確認しない時、間違い無く問題が発生する。
どうも私達自閉症は、主語をおざなりにしてしまう様だ。(まあ自閉症だけじゃないか)






ちなみに、ここで私達が言うずーーーーっとと言うのは、数年或いは十年単位の話で、自称自閉症の
人達とどうも時間のスパンが違うんだよね。商売じゃ無い自称の人は、みんなすぐ飽きちゃうんだ。
まあ自閉症じゃないからね。(自閉症を商売のネタにしてる人は別です)




【自閉症テレビ18】自閉症と自閉症の会話

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