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動く自閉症とADHDの違い [自閉症資料2]

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私の妻は受動型(子供の頃ね)だが、一日中動き回っている。しかしハイパー(ADHD)では無い。






その場で止まっていろと言われ、その目的が明確なら微動だにしない。本当に全く動かないので、叔父
が写生のモデルに使うのに重宝した。動かないおかげで、彼女を書き写した絵は沢山残っている。
ADHDはそうは行かない。そこが大きな違いだ。






私は積極奇異群(子供の頃ね)だが、テレビとパソコンがあれば全く動かない。
リタイアした今では、長椅子に12時間以上座っている事も非常に多い。





動かないが積極奇異群のアスペルガー症候群の診断を受けた私。
学校の授業を受けていた時は、じっとしていられない。





勉強を夢中ですればする程からだが動き続けて居る(らしい)。これは殆ど自覚症状は無いのだが、
毎日の様に怒られていた。





中学2年の時北海道は札幌から青森市古川中学に転校した。生徒数1300人以上のマンモス中学だ。





青森の授業風景、そして体育館の整列を見て驚いた。誰1人、1ミリも動かないのである。





私は驚愕した。そして彼らと同じ様に動かない様にしようとしたが、全く出来ない。どうも、身体が
ピタッと止まらない様だ。体育の教師だけでは無く、どの教師からも怒られ、あきれられた。





しかし、よく考えて欲しい。青森にだってADHDの子供は居たはずだ。しかし、彼らは意図すれば
身体の動きを止められる。





だが私は、どんなに努力しても、意識しても身体を止める事が出来ない。努力しても右へ移動した後に
左へ移動する間の静止時間をほんの少し長く出来るだけで、やっぱり左へ移動する。左へ移動したら
今度は右へ移動を始めるが、またそこで何とか静止時間を稼ぐ。しかしやがて身体は右へ動き始める。





「そこ!! 頭をぐらぐらさせるな!!!!」  何百回言われただろう。





身体のぐらつきは、医療機械の重心動揺計で見ると明確に現れる。皮肉な事に、あるメーカーで私は
この重心動揺計を設計したのだ。自分でサンプルデータを取り、驚く程揺れる事に自分で驚いた。
「なーんだ。俺のカラダ動いてるんだ。」





ことば、文章の字面だけを見て「自分はADHDでアスペだ」と決めつけないで欲しい。





現物は、レベルが違うんだよ。



【自閉症テレビ14】感覚過敏?ADHD?想像力の障害

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