SSブログ

元富山大生拳銃強奪未遂 3 [拳銃発射事件]

Scan0063 (2).jpg
2022年6月13日更新

2. 2019年1月24日 前田将輝君(22才)富山 池田駐在所を襲い未遂に終わる。






2020年1月20日 元富山大生拳銃強奪未遂事件の地裁判決が出ました。懲役14年です。






公判では、弁護側が前田将輝君(23才)が自閉スペクトラム症と診断されたので考慮を願い出た
そうです。






記事に依ると、検察側は冒頭陳述で動機について
「恋人にふられ、強い喪失感から警官を襲って拳銃を奪い、自殺しようと思い立った」と指摘。



この事件の参考になるのは、この検察側が主張する動機のみです。
ただ私としてはどうも納得が行きません。量刑についてでは無く、その動機と行為についてです。






酒鬼薔薇聖斗にしても、
人を殺す体験をしてみたかったの高校生にしても、
タリウムで母親で人体実験をした女子高生にしても、
人を殺してみたかったの名古屋の女子大生にしても
無期懲役になりたかった小島一朗君にしても、






行為自体は非常にシンプルで、それを実行してしまう所に特徴があります。






「正常な人」であれば、嫌な相手が分かりその相手を明確に認識してターゲットにするのに、
「自閉症スペクトル」は、自分に害をもたらす嫌な相手が見えず、全く無関係な人をターゲットに
してしまうのがまた特徴的なのです。






過去の事件は、その構造を為しているのですが今回はどうも違う様な気がします。






検察裁判官からは自閉症だと言う話が出ていませんから、恐らく弁護側が検察側が立てた医師とは別の
医師を準備し診断を受けたのでしょう。ですから検察側の見解とは違う意見が出ている訳です。
勿論医師が診断したのでしょうから、医学的には間違いないのでしょう。
ただ日本では、欧米とは異なり自閉症でありながら幻覚幻聴を持つと主張し、診断する医師も いる様ですから、WHOの概念とは異なる「自閉症論」を主張する医師の可能性もあるのです。






もう一つは事情聴取の方法です。自閉症はマインドブラインドネス。自身の気持ちを上手く表せません。
事情聴取した警官に合わせて、適当に相手が望む答えを言い調書にサインしたのかもしれないのです。






恐らくこの事件は、この先進展は無くこれで終わりなのでしょう。






しかし、どうしても腑に落ちません。



【自閉症テレビ21】凶悪犯罪ASD


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント


発達障害ランキング
にほんブログ村