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別の決着 [ひきこもり問題]

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西日本新聞はまるで創価学会の申し子の様に、徹底的に「発達障害」と表現する。
そこにまた象徴的な記事が出た。




内容の詳細は記事を読んで貰いたい。

報道機関の記者と言うのは、取材者の話す中から事実を抽出する仕事だと思うが、
現実にはそう言う記者は非常に少なく、殆どは誰かの話をただそのまま書くだけだ。







この記事の内容は、二十歳の女の子が自殺してしまった話だが、その母親の話には矛盾がある。





理由は分からないが、母親はどうしてもこの女の子が「発達障害」であって欲しいらしい。
その理由は

1「給食の味が濃い」耳栓をして登校、これは感覚過敏のせいだ。
2何度も教育機関に働きかけるが、全く対応してくれない。
3診断を求めてたが思春期は難しいからと断られた。

結果娘は自殺してしまった。






結論から言うと、「発達障害」をあまりに心配する母親に子供が合わせてその症状を示し
その環境の中で、最終的には「鬱病」で自殺した。
と考えるのが自然ではないだろうか。



その理由は、
1.感覚過敏と言っている症例は、あのニセ自閉症ニキリンコが作り出した症状と同じ。
  自閉症の子供が示すエピソードとはかけ離れている。
2.母親がおかしいと感じている事に対し、現場の教師はおかしいと感じていない。
  だから対応しようが無い。
3.小学生の時点で差し迫った事例があったなら、その時点で先ず精神科を受診するべき。
  精神障害を疑いながら、精神科を受診はしたくない。
4.思春期になり、さらに問題が出たら、尚更精神科の受診が必要。
  通常精神科で受診後専門医を薦められるが、それも無く専門医だけに執着。
5.なんらかの精神病が原因としても自殺を実行する時は完全に鬱状態。
  なぜそこまで鬱状態が酷いのに精神科への受診を拒んだのか。






私がこの記事を読むと、矛盾だらけでとても母親が正気とは思えない。そして娘は自殺した





もう一つ。身近に実例がある。

我が家は野中の一軒家。
不便な所なのに借家があり、そこへ子供が5人居る家族が引っ越してきた。




毎日熱心にお題目を唱えている。それも、家族数人が揃って唱えている。



半年程して中2の次女が自殺してしまった。
学校に通う様子も無かったから、彼女の事を悩んで引っ越してきたのだろうか。



最近はお題目を唱える声が聞こえなくなった。






彼女は医療機関に掛かっていたのだろうか。
今は抗うつ剤も本当に進化して良くなった
もし彼女が抗うつ剤を飲んでいたら死ぬことは無かったと私は考えている。






お題目を唱え頼るのも良いが、それと同時に精神科を頼る勇気があったなら。
精神科を頼るようにアドバイスする人が居たなら。
精神科を利用する知識を教えてくれる人が居たなら、彼女を救えたのではないか。





もう一つの決着を付ける前に、どんな手段を使っても精神科を受診させて貰いたい。



【自閉症テレビ2】生きてて良かった自閉症



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ひきこもりの病理 [ひきこもり問題]

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どうしても日本中に発達障害の人間を増やしたい人たちが居て、そのガセネタは尽きる事が無い。
発達障害か発達障害グレーゾーンかも、と思う人を当事者会に引き込む。宗教団体をバックボーンに
持つ人が本当に熱心に激しく活動している。






ひきこもりもその一つで、ひきこもり=発達障害となれば、今度はその両親がターゲット。






そんな状態のまま誰もひきこもりの病理について研究して来なかった。親の会に参加する親を
集める事にだけ専念してきた結果、8050問題として現れた。






では、まことしやかに噂されている、ひきこもり=発達障害は事実なのだろうか。






先ず発達障害の定義を言うと、日本の発達障害は医学的に言う発達障害とは違う。
詳細は、こちらを見て欲しい。






そこで、このブログの主旨に沿って自閉症スペクトルに限定する。

グレタ・トゥンベリさんの母国スウェーデンで行われた大規模で精密な調査によると
知能が低いカナー型の子供を含めても、1万人に58人という調査結果が出た。






トゥンベリさんの様に知能が高いアスペルガー症候群の子供はそのうち36人。
つまり1万人に36人のアスペルガー症候群の子供がいるという事だ。






人口の比率と言うのは、何にでも当てはめられる事は理解出来るよね。

ここで、ひきこもりの子供(成人)の割合を考えると、
引きこもり1万人いたとすると、正常な人が9964人、自閉症スペクトルの人が36人ぐらいの
割合で存在しているという事なんだ。






だから、自称発達障害でひきこもりで熱心にネットに書き込んでいる人が、ネット上には溢れるほど
存在しているけど、本当に自閉症スペクトルの人は、その内の36/10000なんだね。






これが、きちんとした調査と統計と科学が示す数字なんだ。






では、ひきこもりの人に悩みは無いか?そんな事は無い。
マインドブラインドネスである自閉症に比べ、
正常な人であり心を持つ人であるからこそもっと悩みが深く苦しんで、
さらに病気になってしまっている人が多いんだ。






彼らは、自称「発達障害」と言う所に逃げ込もうともがいているが、その苦しみから逃げ出す手伝いが
出来るのは、身近な人しか居ないんだな。






8050問題も、80の人が50の人を苦しみの中から救い出せなかった結果なんだ。






では彼らにどんな病理が立ちふさがっているのか。一番大きな問題なのが、正常な人がなる病気。

DSM-5で言うと

Ⅱ.Schizophrenia Spectrum and Other Psychotic Disorders
  統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群  なんだ。






本当に誰も知らないし、誰も言わないが、正常な人が罹る病気で、色々な病態があり、さらに
自分が侵されているという病識が無い病気なんだ。






知らないでしょう。 統合失調症スペクトラム障害






そして聞いたことも無いでしょう。認識としてはそうだと思う。マスコミも忖度してタブー視してるからね。






身近にひきこもりの人が居るなら、熊沢英一郎君の様な悲劇を繰り返したく無いなら、
もう一度よく考え良く勉強して貰いたい。



【自閉症テレビ15】統合失調症と自閉症の謎1


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ひきこもりの定義 [ひきこもり問題]

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あらためてひきこもりの定義を調べてみた。






「さまざまな要因の結果として、社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヶ月以上にわたって概ね家庭に留まっている状態(他者と関わらない形での外出をしている場合も含む)。」
上記は厚労省による定義。






しかし、思い出してみれば、そもそもひきこもりの話題が出始めた頃は、「部屋へひきこもったまま
出てこない」と言う事が話題になった事から始まった。






だから、「もの知る社会学者」
「個室があるからひきこもる」
「個室が無かった頃はひきこもりは居なかった」
「核家族がひきこもりを産んだ」と勝手な事を言っていた。






「もの知る教育者」
「誰もが通る道です」
「そっとしておけばそのうち出て来ます」とすべてを見通したような事を宣っていた。






結局、マスコミはその場その場で
「訳知り顔でその場限りの誰もが思い付く事を、あたかも真実であるかの様に言い切る専門家」
が欲しいだけで、誰も問題を解決しようと心配していない。面白ければいいんだな。






主にテレビのワイドショーでくり返された光景は、今ネットニュースに変わった。ネットニュースは、
回り回って自分が得になるような記事を、自分が得になるように書き、自分たちが現世利益になりさえ
すれば、何を書いても良い事になっている。






自閉症のこども達の事にしても、8050問題のひきこもりの青年達の事にしても、その家族達の事を含め、
心配しているのでは無い。自分の肩書きの数が増えるかどうか、自分たちの組織の役にどうやって使うか。
選挙の投票にどう繋げるか。目先の名簿集めにどう役立てるかだけ。誰も心配なんかしていない。






本当に切実に心配している人間の声は掻き消され、無かった事にされる。






ニキリンコ村上由美村上真雄、アスペの館の例を見ても明らかだ。



【自閉症テレビ29】サンタクロースと自閉症


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