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親からの手紙 再録3 [親からの手紙]

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 また、彼女が本物だとして、何冊も出しておられる売れに売れた本の内容が
読者のそばにいる自閉症の人に役立ったのかどうかということも気になります。








この騒動で、ニキさんの本は、
B君の診断前に購入して読んだことを思い出し、
最近、彼女の本を読み直してみたのですが、
B君には、彼女についての記述はあてはまらないことが多かったです。








 「自閉っ子、こういう風にできてます!」は、
感覚に過敏や鈍感なのは、B君も同じだけれど
エピソードは全く違っていました








「俺ルール」は、エピソードは似てるんです。でも
その後の解説とか学習の仕方が、B君とは違うんですよね。








 自閉症は千差万別で、個々に違うのは当たり前のことなのに、
B君から自閉症というものが見えてくるまで
ニキさんB君の違いのようなものには、気づけていなかったんです
不思議ですね。








 B君アスペルガー症候群と診断される前
しゃべらないA君の障害特性が全く理解できず
それでも「少しでも社会に適応できるように」と、
なんとかスキルを身につけさせたくて、アプローチの仕方を模索し、
こちらの主観で想像するしかなかった頃、
ニキさんの本は、救世主という感じでした








学校の先生にも見せ、皆で
「なるほど、こういうメカニズムだったのか」と喜んだものでした。








当時の私は、ティーチにもはまっていて、勉強会でカードやスケジュール、
自立課題などを作成しまくっていました。








そして、周囲が驚くほどにA君は学校や家庭で適応していきました。

私は有頂天でした









 そのあとしばらくして、
B君がADHDではなくアスペルガー症候群であったことが判明し、
混乱しました








私が理解していた自閉症というものと
B君のそれは、大きく違っていたからです








そうこうしているうちに、A君大爆発してしまったんですよね。




つづく

【自閉症テレビ11】ホントの診断法アスペルガー


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