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朝霞少女誘拐 寺内樺風 [自閉症者では無い事件]

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千葉大 大学生だった寺内樺風 

朝霞で見つけた少女に「両親が離婚をする事になった」と
声を掛け誘拐、中野のアパートで2年間監禁
就職に伴う転居後、少女が逃げ出し救出されたと言う事件。2016年3月に捕まった。




2017年8月29日さいたま地裁で判決が出るはずが延期になった。




検察は、「自閉スペクトラム症の傾向」とすることで、
責任能力があり懲役十五年の求刑。
弁護側は「統合失調症を発症していた」として弁護を続けている。






検察が自閉スペクトラムの傾向としているのは、これが統合失調症だとすると、
今度は病人の責任能力の判断に論点が移るので、裁判が長引き、
場合によっては病気が悪化し、有罪が取れないと判断しているからでは無いだろうか。






そもそも、自閉スペクトラム傾向があるなんて状態は
自閉症には無いんだ。





自閉症と言うのは、例えばダウン症が染色体の欠損と言う明確な差異が正常人とある様に、
自閉症には「心の理論」が成立していない
(マインドブラインドネス)と言う明確な条件
ある。






マインドブラインドネスと普通人の間は明確な差異としてあるので、
「傾向がある」等という中途半端な状態はあり得ない






医学的に認知され自閉症の判定基準に使われているマインドブラインドネスの理論を
無視している一部の精神科医がその様な事を主張している様だが、
これはカルトな言い分で、医学的に認められないだろう。
ところが、裁判の場合この様な怪しい言い分が往々にして通る








現象からこの事件を見てみると、

1.寺内は言葉巧みに少女を監禁状態に維持し続けていた。
2.日常の会話も、自己の主張を相手に納得させなければならない。

この、相手の心理を読み解き、説得し続けると言うのは、
心を持つ心の理論によって成り立っている普通人でなければ出来ない芸当だ。






自閉症、アスペルガー症候群は、相手の心理を全く無視してしまう。
自分は相手の気持ちになっているつもりでも、
相手の気持ち自体が分かっていないから、
その時「自分が思いついた相手の気持ち」を相手の気持ちとして尊重し、発言する。






その発言は、相手の気持ちを察して放つ言葉では無く
相手はきっとこう思っているに違いない」と決めつけて、放った言葉だ。





相手の気持ちを考えて話しなさい。 耳にタコが出来る程言われ続けて来た言葉。
それに忠実に考え発言しても怒られる






そりゃそうだ。
自閉症とは相手の気持ちが分からないと言うのが自閉症。






だから、教師や療育関係者は
乙武君にハードルを飛び越えろと言うのと同じ事を、自閉症に要求する。






さらに、アスペルガー症候群だと、見かけ上は勉強が出来て利口そうに見えるから、
尚更要求は激しく、それが過ぎると叱咤叱咤の毎日でついに酒鬼薔薇聖徒になってしまう。






寺内の場合は、その巧みな心理操作を見ただけで、
自閉スペクトラム症の傾向は無いと言える。





一方、自閉症は統合失調症にならないのか。





これについてもウタフリスが言及しているが、
自閉症は幻覚幻聴を持たないと注記している。






つまり、自閉症と統合失調症は人間の双極にあり、
両方は成り立ち得ないのだろう。






日本では、2000年にナンチャッテ発達障害が流行し、
僕も私もアスペルガーついでに出版しちゃいましたと出版物が多いが、
何故か自己申告しているアスペルガーは幻聴幻覚を持っている






これを見ただけで、明確な医師による経過観察、診察、診断を受けて居ないんだなと推察出来る。






事件がアスペルガー症候群に依るモノで、
アスペになりたがる人間が居なくなる分には全く問題無いが、
やはり医学的定義が事件の捜査、
裁判に於いて正しく使われるのが望ましい。


つづく

【自閉症テレビ15】統合失調症と自閉症の謎1


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