SSブログ

私たちが理解出来ない「概念」 つらい事 哀しい事  [自閉症資料4]

人間は生きて社会生活をしているだけで、つらい事哀しい事に遭遇する。






そして、ネット上の自称当事者や印刷物上のアスペも、「私たちはつらく哀しい」と言う。






そんな簡単に「つらく哀しい」と言える人は、正常な人と全く脳構造、思考ロジックが一緒だ。
何か別の精神疾患があるのかも知れないが、自閉症の診断を受けた人たちとは、思考ロジック、
思考のプログラムが違っている






それでも自閉症だと言うなら、明らかに診断基準が違うか、ウエックスラーのテストをきちんと受けて
いないか、ウエックスラーの判定テストの結果の読み方を完全に取り違えた誰かが、間違ったデータを
医者に渡してしまったのだろう。






結婚式のスピーチの中で、非常に古典的な「人間、堪忍袋が大切」と言うネタがある。古すぎて今の人
は分からないかもしれない。






「正常な人」は毎日起きる様々な事、刺激を脳内のプログラムで非常に効率的に処理する。






「つらい」と言う事は「ツライ」と言うホルダに自動的に入る。「哀しい」も「カナシイ」と言う
ホルダに自動的に入る。

th[5].jpg

このホルダには時間経過と共に情報量を減らす「時効処理プログラム」が入っていて、いくら事柄、
事象を投げ入れても自動的に情報量が減っていく。このホルダは、中身の事柄が多くなっても、
時効処理プログラムの方でどんどん情報を減らしてくれるので、全体のサイズは変わらず総量は一定量
以上増えない。






「カナシイ」ホルダも同様で、サイズは変わらない。「堪忍袋」も同じか?






そこで、「正常な人」に「あなたの気持ちを教えて下さい」と聞くと、ホルダごと持ち出してきて
そのタイトルを読んで、一連の作業は完了する。つまり、
「つらく(ツライ)哀しい(カナシイ)です」となる。






聞いた人も「正常な人」だから、そのホルダのタイトルを聞いただけで理解共感出来るらしい。






自閉症はそうは行かない。先ずホルダに時効処理プログラムが入っていない。さらに、ホルダに複数の
事柄事象を入れようとしても入れられない。入れる仕組み構造になっていない。ではどうなっているか。






ホルダはある。これは知能で理解している「ホルダ」と言う存在で現実には使えない。そこでデータは
そのままファイルに入る。次のデータも、そのままファイルに入る。ファイルのデータはどんどん項目
ばっかり増え続ける。






「正常な人」であれば、時効処理プログラムが入ったホルダで、楽しい、うれしい。嫌だ。つまらない。
等いろんなホルダを持っているので、そこにホイホイ投げ込むだけでホルダ内で自動処理してくれる。
表面上行う作業は、ホルダに投げ込むだけだ。そして、頭つまりメインプログラムは他の作業に移れる。






頭の中の「気持ち」ホルダの中には「楽しい」他、全てのホルダが揃っているので、持ち運びも、
後からの呼び出しも管理もシンプル。簡単で、コストを掛けず気持ちの処理が出来る






ところが自閉症は、ファイルの中は、幼児の頃からの膨大なデータがそのまま残っている。その量は
おびただしい項目数で、整理もされていない。






だから、「つらく哀しい」と言われても、「何がつらいんだよー」となる。






確かに、雪の中手袋無しでゆき玉を作るのは、手が痛くて「つらい」から「つらい」か?しかし、
みんなで雪合戦をして転んだ姿をみて可笑しかったから「可笑しい」か?「楽しい」か?ドロドロで
家へ帰ったら、お袋に怒鳴られたから「怖い」か?「恐ろしい」か?






で「つらくて哀しい」ってなんなんだ?



【自閉症テレビ18】概念を使わない会話


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント


発達障害ランキング
にほんブログ村