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控訴棄却 熊沢英昭氏 [事件被害者加害者]

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2022年4月9日更新

2021年2月 熊沢英昭氏の控訴審が結審した。地方裁判所の求刑通りとなった。






控訴審の公判の様子は全く報道されなかった。何故なら、その公判内容に目新しいモノも見つからず、
野次馬的興味を引くような話も出ず、盛り上がりが欠けたまま終わったからだろう。






ダイヤモンドオンラインのネットニュースでその一部が窺い知れるだけで、確かに盛り上がりに欠ける。






私が失望したのは、弁護団のセンスの無さ。
控訴するに際して事前の対策を立てていなかったのだろうか。なんと正当防衛を主張した。
実刑に対して無罪を主張することで刑の軽減を狙ったのかもしれないがそれに意味があるだろうか。






私は熊沢英一郎君の主治医の誤診医療過誤を明確に主張して、その事によって起きた悲劇である事を
正々堂々主張して、僅かでも情状を勝ち取って貰いたかった。
自分の名誉毀損裁判の時には、何の具体的な抗弁も言えなかったのに他人の話では偉そうだが、
これは本当に自閉症の特性そのモノで、自分に価値が無いから自分の事はヘロヘロになってしまうが、
他人の事は別人の様に理路整然と弁護できるのが本当に不思議なんだ。自我が希薄だからね。






話が逸れたが、熊沢英一郎君の主治医は母方の親族と聞いた。ただでさえ迷惑を掛けた熊沢英昭氏
これ以上母方の親族に汚名を着せてはならないので、今回の顛末となったのだろう。





しかし、同様の悩みを抱えている60万とも600万とも言われる8050問題を抱える家族。彼らの為にも
事実は事実として明確にして貰いたかった。






かれは、発達障害と誤診を受けその後の統合失調症のキチンとしたケアを受けられなかった。
統合失調症が悪化してくると、物事の統合が壊れ始めゴミを、無価値で捨てるべきモノとしてでは無く、
なにがしかの意味を持ち始める。そうなると部屋の中に、価値がある「ゴミ」がたまり始める。
或いは、ゴミの選別も、価値ある「ゴミ」になってしまうと、規定の選別方式とは異なる選別をし
異なる捨て方を始めたりする。






事件記者が事件を取材するにも、そんな素養を持たなければ、肝心な取材を取り損ねる。






裁判では発達障害の関連団体が、発達障害だから殺しても良いと言う風潮が恐ろしいと言う主張の
声明を発表したらしい。私にしてみれば、自閉症・自閉症スペクトル・アスペルガー症候群と
統合失調症は全く別もので、それが混在していること自体が大きな間違いと誤解を生むと声明を
発表して貰いたかった。
この自閉症と統合失調症の誤診問題は国立精神・神経医療研究センターでかかりつけ医用に
セミナーが催されて注意を促しても、一般の人、或いは当事者としてSNSで発言している人には
殆ど知られていない。






熊沢英昭氏も妻の実家の家名にこれ以上キズを付けられないと、医療過誤の責任を主張する事は
出来なかったのだろう。






やはり人間の中でも最も優秀で、その優等生として生き抜いてきた人の配慮がこの結果なのだろうな。



【自閉症テレビ17】アスペルガー薬と療育


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