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奇跡の人 [重要図書]

女性自身 2000年(平成12年)10月17日号 新シリーズ人間 No.39
「私って”悪い子”だったの?」 文/田村 章  取材/品川裕香  撮影/高野 博 紙面コピー
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2才でパニック(自分の記憶?)2才の記憶が残る奇跡?
幼い頃 頭が良いので神童と呼ばれた 髙知能
関西地方トップクラスの進学校へ入学 髙知能 
8才小学2年で自分の背中が無いと認知 低知能
自分の役は「いい子」 自閉症で役割演技 高い想像力
小学4年で嫌われるの語彙が分からない 低知能
小学4年 悪い人だから顔からサングラスが生えてくる
         物質と体から生えるモノの区別が付かない 低知能
高校1年で自分が初めて日本語を使える事を認知 低知能
(在日に生まれ日本語だと思って日常的に使っていた単語が朝鮮語だったと言うなら理解出来る)
悲しいと言う「概念」を容易に理解出来使いこなしている  髙知能
同居が夫に負担を掛ける様な日常である      低能力 低機能
ドラマ関係者に自閉症の説得力のある解説が出来る 髙能力
母親には障害の事を隠し続ける事が出来る     髙能力 高機能
バスの中で突然パニックを起こし顔を叩きつづける 低機能
竹田氏曰く自閉の強い人、しかし自分で出版社に企画を持ち込み翻訳本を出版させる実行力
                高度な想像力 高い社会性 高度なコミュニケーション能力

そして私たち夫婦以外、世界中の人に荒唐無稽と思わせない 奇跡の人
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自閉症の心の世界 [重要図書]

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「自閉症の心の世界」   星和書店
 フランチェスカ・ハッペ





フランチェスカ・ハッペはこの本の事を
「本来目的としている読者は、私のように自閉症の謎に
 魅了された、心理学やそれと関連する領域の学生や
 大学院生です」
と紹介しています。






ただ、心理学が医学と密接に繋がっている英国と
文学部に併設されている日本とでは状況が異なるようで、
非常に、ロジカルであり、理系の私とも非常に
親和性のある論理構成になっています。







日本でも専門医以外の医者、例えば小児科医であったり
他の科目の医者が、
「自閉症スペクトラムが普通の人に繋がっている」と
明らかな誤解をしている例が見受けられますが、
英国でも研究者として同じ悩みがある様です。

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ハッペは、ここで
自閉症」は正常な連続体の一端位置していない
ハッキリ明示しています。


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自閉症と正常の境 海外論文 [重要図書]

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「自閉症の心の世界」   星和書店
 フランチェスカ・ハッペ





日本では専門医以外の医者、例えば小児科医であったり
他の科目の医者が、
「自閉症スペクトラムが普通の人に繋がっている」と
明らかな誤解をしている例が見受けられますが、
英国でも研究者として同じ悩みがある様です。

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ハッペは、ここで
自閉症」は正常な連続体の一端位置していない
ハッキリ明示しています。







日本では専門家で(他にもいるかも知れませんが)、
日本の杉山登志朗医師と辻井教授だけが、
自閉症グレーゾーンが存在すると主張しています。



数少ない情報の中から、その根拠らしきモノを見出すなら、
この文章が見つかります。
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ウイングの本の250ページ。
ただこの文章は英国流の言い回しがあり、分かりにくい日本語なのでくせ者です。
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下記引用----------
     p250 正常との境

     自閉性障害として特徴づけられる特性の多くは、
     生活のあらゆる面で間題なく過ごしている人にも
     わずかながらみられることがあります。

     ほとんどの人はそのパーソナリティのなかに、
     自閉的行動となんらかの共通性をもつ側面が、
     一つないしそれ以上
     見られるものです。

     アスペルガーが指摘しているように、ある程度の自閉性は、
     芸術や科学の領域においては有利となります。
上記引用----------


1.自閉性が見られる人でも、問題無く生活している人がいる。
  かつての私がそうでしたが、残念ながら経済的成功に至らず、
  満足出来る生活環境を整えるまでには行きませんでした。
  しかし、私たちの仲間には、経済的成功者が存在し、
  生涯を全うできる人もいます。






下記引用----------
     自閉性障害をもつ能力の高い人と、
     正常だがちょと変わった人との間には、 明確な境界線は存在しません
     診断の問題の論議のなかで、
     どこに線を引くべきかということがしばしば討議されます。
     診断を下すことによって、だれかを傷つけたり、
     以前になかった問題を引き起こす危険性はないのでしょうか。
     この問いは、実践上のジレンマではなく理論上のジレンマです。
上記引用----------


2.現在自閉性障害の明確な境界線を設けていない。それは理論上のジレンマがあるからだ。
  理論上のジレンマとはどの様な事でしょう。

  自閉症か否かは既に「心の理論」等で定義されている。
  しかし、問題無く生活している人まで含め強制的に判定する事に
  繋がらないか。
  判定した事で、かつてのユダヤの様に排除の対象になったり、
  判定された事で、例えば社会制度上で逆差別の対象にならないか。
  これらの可能性を考えると、理論上のジレンマが生じる。  と言う事です。






下記引用----------
     臨床においては
     自閉性障害の診断をする最も重要な理由は、
     個々の問題が幼年期から成人期までの発達上の難問を
     引き起こすからですし、
     また親たちや自閉性障害をもつ人自身がしばしば助けを必要としているからです。

     そうした場合、診断を下すためには、
     その診断によってどのような助言が得られるかを検討するのが適切です。

     よく対処している人は、たとえ自閉的特徴をたくさん
     もっていたとしても、診断を受けに行くよう紹介されたり、
     自分からすすんで診断を受けたりはしません。

     彼らにそうすべきだと助言することは、
     不当な干渉です。

     自分が自閉性障害をもつことに気づいており、
     そして相互に連絡を取りあっている非常に能力の高い人の
     グループは、いろいろな刊行物のなかで、自分たちの考え方や
     その世界の経験のしかたは、自分たちにとって正当なもので
     あること、そしてたとえ治療が可能だとしても、
     自分たちはそれを望んでいないことを強く主張しています。

     しかし自閉性障害だと気づいている人がすべて、
     必ずしもこのように感じているわけではなく、
     たとえ表面的にうまく対処していても助けを求めています。
     ひとりひとりの感じ方や願望は、尊重すべきです。
上記引用----------


3.ひとりひとりの感じ方や願望は、尊重すべきである。







「正常との境」 ウイングの言わんとする結論はこうです。

1.自閉性が見られる人でも、問題無く生活している人がいる。

2.現在自閉性障害の明確な境界線を設けていない。
  それは理論上のジレンマがあるからだ。

3.ひとりひとりの感じ方や願望は、尊重すべきである。






走り読みをすれば何となく変な人と自閉症の間が
ずっと続いている様に感じるかも知れませんが、
よく読み込むと、自閉症のグレーゾーンが存在するなどとは
一切書いていない事が分かると思います。




ではもう一度この部分をよく読んで見て下さい。
クリックすれば大きくなります。          
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