自閉症スペクトル 親と専門家のためのガイドブック [自閉症資料3]

「自閉症スペクトル」親と専門家のためのガイドブック 東京書籍
ローナ・ウイング
スペクトルと言うのは日本で工学光学で使われる用語と共通。スペクトラムと言うのはカタカナ英語?
私は原書翻訳者に敬意を表してスペクトルと言っています。
とイイながらも、いつもウイング先生とフリスを言い間違えるので、記事の中でも間違った記述が
あると思います。適宜訂正しますので教えてね。
ローナ・ウイングは未知の障害、自閉症を、「自閉症スペクトル」という見方を取り入れ、
知能の低い自閉症もいれば知能の高い自閉症も居て繋がっている事を論理的に証明したのです。
この事が世界中の医学界に認められ、自閉症の診断が可能になりました。
その功績で、英国では女王陛下から勲章を貰い、WHOには招待され講演も行いました。
ローナ・ウイングには自閉症の娘さんが居て、丁度妻と同じ56年生まれ。私と同学年かな?
最後に出てくるエリーが58年7月生まれで、1学年下。
日本で初めてテレビに登場した自閉症の男の子も1学年下でした。
当時日本で取り上げられたのもおそらくウイングの功績でしょう。
内容は、どこを読んでも文句の付けようが無く、自閉症の子供を持つ
家族には絶対必要な本です。
この本を本当に読みこなして理解できるなら、この本一冊で十分。
我が家には、バラケそうな一冊と、予備の一冊、計二冊常備しています。
そのウイングが書籍の中で、読者にお勧めしている本があります。

自閉症児エリーの記録です。
6才になっても、本当におとなしく手が掛からない子供。
しかし、何となく不安を感じる様なら、是非参考にすべき本です。
つづく
【自閉症テレビ25】自閉症サンプル

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